なぜいつも「高値掴み」なのか? 投資失敗を防ぐ心理戦略

投資×個人戦略

買ったら下がり、売ったら上がるという悩み

どうも、いわしです。皆さん、投資してますか? 僕はしてます。

なぜそこで買った?」というような取引を繰り返してしまう、このような悩みを持っている人多いのではないでしょうか。

あれ、不思議ですよね。チャートも見た。決算も読んだ。「よし、これは割安だ」と確信してエントリーする。しかし、買った瞬間、滝のように下がり始める。まるで僕の買い注文を全世界が監視していたかのように。

逆に、「もうダメだ、損切りだ!」と泣く泣く売った瞬間、ロケットのように高騰する。

「ああ、俺には才能がないんだ…」と落ち込むんですが、問題はそこじゃない。一番の悩みは、「あれほど冷静に分析したはずなのに、なぜ取引の瞬間に負けるのか?」ということです。

分析の仕方については他の書籍で十分に学んでいるはずなので、原因は他にあるのではないか?そんな風に思ったのです。

今回は、投資で失敗を繰り返さない心理学的戦略について話していこうと思います。

Chatter「頭の中のひとりごと」をコントロール

もうテクニカル分析の本を読むのはやめました。僕に必要なのはチャートの読み方ではなく、「自分」の読み方だったんです。

そんな時、一冊の本に出会いました。イーサン・クロス著『Chatter: 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』です。

この本によれば、僕の頭の中で暴れていたサルの正体は「チャッター」と呼ばれる、制御不能な内省。つまり、ネガティブな「頭の中のひとりごと」が暴走している状態だったんです。

投資において、このチャッターは最悪の敵です。「損したくない」と「儲けたい」という二大感情を燃料にして、僕たちの合理的な判断をいとも簡単に乗っ取ってしまう。

じゃあ、どうすればいいか?

『Chatter』が提示する解決策は、驚くほどシンプルかつ戦略的でした。

それは、「一人称」ではなく「三人称」で考えること。

具体的に言うと、僕が「この株を買いたい!」と強く思ったとします。この時、僕らは「私(I)」という一人称にどっぷり浸かっています。これが危険信号。感情の渦に巻き込まれている証拠です。

そこで、こう自問するんです。

「もし、親友が『この株に全財産突っ込もうと思うんだけど、どう思う?』と相談してきたら、自分は彼に何とアドバイスするか?」

不思議なことに、こう問いかけた瞬間、頭がスッと冷えるのが分かります。

「いや、お前、正気か? 今は過熱しすぎてる。最低でもあと10%下がるまで待て。というか、そもそもその会社のことちゃんと調べたのか?」

……出ました。めちゃくちゃ冷静なアドバイス。

これは「距離を置いた自己対話」と呼ばれるテクニックです。

自分自身を「友人」という他者として扱うことで、感情的な渦から心理的に距離を取り、脳の「理性的な部分」を再起動させることができる。

僕たちは、自分自身の問題には感情的になりすぎるクセに、他人の問題には驚くほど的確なアドバイスができる生き物です。

結論

投資で失敗する根本原因は、知識やテクニックの不足ではなく、暴走する「チャッター(頭の中のひとりごと)」にありました。

僕たちが身につけるべきだったのは、複雑な経済理論ではなく(もちろん大切)、自分の脳を「ダマす」ためのシンプルな心理戦略です。

【今日からできる学びと行動】

投資(あるいは人生の重要な決断)で「今だ!行け!」と頭の中のひとりごとが叫び始めたら、即座に「友達の〇〇に、今この決断を勧めるか?」と自問自答すること。

もし少しでも「いや、あいつには勧められないな…」と感じたら、それは「買い(GO)」のサインではありません。

この「三人称スイッチ」を手に入れるだけで、僕たちの投資(と人生)の勝率は、劇的に改善するはずです。


他にも「こんな悩みがあるんだけど、科学的に解決できない?」といったリクエストがあれば、ぜひ教えてください。

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